ゲリラ豪雨とはいったいなぜおきるのか?
特に川が近くに流れている町では、ゲリラ豪雨が原因による河川の氾濫が度々おき、社会問題にもなっています。
ゲリラ豪雨とはいったいなぜおきるのか?
ゲリラ豪雨で注意すべきことはなにか?
そしてゲリラ豪雨にはどのように対処すれば良いのか?
それらを次回以降一つずつ確認していきましょう。
都市と非都市でのゲリラ豪雨被害の違い(1)
ゲリラ豪雨の被害を学ぶ際に、覚えておきたいことがあります。
それは都市と非都市でのゲリラ豪雨被害の違いについてです。
都市とはいわゆる都会ですね。
高層ビルや電車の路線が何本も交差しているところをここでは都市と呼びましょう。
対して非都市とは自然環境が比較的守られている、いわゆる田舎を指します。
町の中に川が流れていたり、付近に山などがあったりする場所をここでは非都市としましょう。
それでは早速都市と非都市でのゲリラ豪雨被害の違いをみていきましょう。
まず都市でゲリラ豪雨が起きるとき、大体においてヒートアイランド現象が大きく関わってきます。
ヒートアイランド現象とは都市に見られる、非都市と比べ気温が高いことを指した現象です。
気温が高いということはそれだけ水が蒸発しやすくなり、雨が降りやすくなります。
結果ゲリラ豪雨に至ることが多いというのが多くの方々が指摘している点です。
それでは都市でゲリラ豪雨が発生するとどのような被害がおきるのでしょうか?
まず地下鉄などの交通機関が麻痺してしまいます。
他にも地下街などが水浸しになり、都市として機能しなくなってしまうのです。
そのため強力なゲリラ豪雨が発生すると都市機能が失われ、多くの帰宅難民が発生してしまいます。
都市においてゲリラ豪雨でもっとも警戒すべきなのは、交通手段の麻痺でしょう。
もし貴方が都市で働いており、通勤に電車を利用しているのなら、ゲリラ豪雨の被害にあっても家に帰れるよう他の交通手段を探しておくことが賢明です。
市と非都市でのゲリラ豪雨被害の違い(2)
前回は都市においてゲリラ豪雨が発生した際の被害についてみていきました。
今回は非都市、いわゆる田舎でゲリラ豪雨が発生した際の被害についてみていきましょう。
まずは前回定義した非都市の定義からおさらいしましょう。
非都市とは、高層ビルや複数の交通機関が存在する都市とは違い、比較的自然が残っている田舎町を指します。
なかでも今回は河川や山がある町を非都市として取り上げましょう。
まず非都市でゲリラ豪雨が発生した場合、もっとも警戒しなくてはいけないことがあります。
それは河川の氾濫です。
ゲリラ豪雨は急速に河川の水嵩を増しますので、短時間だからと油断をしていると、河川の氾濫による被害を受けてしまいます。
特に家のすぐ近くに河川が流れている場合は要注意です。 場合によっては氾濫した河川によって家が流されてしまう場合があるのです。
河川の近くに住んでいて、ゲリラ豪雨の警報が流れたときにはすぐ非難できるよう日頃から準備をしておくことが大切です。
そして家のすぐ近くに山がある場合、これも要注意です。 ゲリラ豪雨によって地盤が緩み、土砂崩れを起こしてしまう可能性が高いからです。
もし山が近くにある場合は、様子見などで山へ向かうのを避け、冷静に避難しましょう。
ゲリラ豪雨が発生した場合、非都市で大切なことはすぐに非難をすることです。
過去の経験から「今回も何も起きないだろう」と油断している時ほど、恐ろしいものはありません。
また非都市に親戚や友人がいる場合、ゲリラ豪雨がその地域で発生したら出来る限り連絡を取りましょう。
場合によっては非難するよう貴方が促してあげてください。
リラ豪雨が発生するメカニズム
現象には何事もメカニズムが存在します。 未だに解明されていないものもあれば、研究の結果メカニズムが解明されているものもあります。 それではゲリラ豪雨はどちらかというと、答えは後者です。 ゲリラ豪雨とは発生するメカニズムがはっきりと解明されている現象です。 そうなるとゲリラ豪雨が発生するメカニズムに興味がわきますよね。 そこで今回はゲリラ豪雨が何故発生するのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
まずゲリラ豪雨を知る上で、「積乱雲」という言葉を覚えておきましょう。 地表近くの暖かい空気が上昇し、上空に存在する冷えた空気とぶつかると、大気の動きが乱れてしまいます。 この乱れを整えるために、上下の空気が混じりあい「対流」を生みます。 もしこの空気が湿ったものであった場合、上空に行くに従い気温が下がっていき、凝結することで一つの雲になります。 この凝結した雲を「積乱雲」と呼びます。
積乱雲は一度発生すると、多量の雨を降らせます。 このことが集中豪雨を発生させるメカニズムであることは広く知られています。 では積乱雲はゲリラ豪雨の原因なのかというと、半分だけ正解と言えるでしょう。 ゲリラ豪雨は積乱雲だけでなく、さまざまな空気が混じったことによって発生する現象なのです。 暖かく湿った空気や冷たい空気、さらにはヒートアイランド現象によって発生した空気の対流などが重なることでゲリラ豪雨は発生します。 ゲリラ豪雨を一言で説明するのであれば、温度差のある空気が交じり合うことで大気が乱れた結果強力な積乱雲が発生した現象と覚えておくと良いでしょう。
ゲリラ豪雨は予想できない?
最近は衛星などの効果もあり、天気予報の的中率が飛躍的に上がりました。
明日の天気だけではなく、ニュースで天気予報を見れば台風の発生情報や花粉がどの程度発生するかまで、様々な予報を見ることが出来ます。
そこで一つ疑問が生まれます。
そういえば、天気予報で翌日発生するだろうゲリラ豪雨の予想を見たことはありますでしょうか?
……まず間違いなく、「見たことがない」という方しかいないでしょう。
それでは何故天気予報では明日降るだろうゲリラ豪雨の予報が流れることは無いのでしょうか?
今回はゲリラ豪雨が天気予報で中々流れないわけを見ていきましょう。
そもそもゲリラ豪雨とは、名前の通りまるでゲリラのように降る雨を指します。
様々な要因が重なり急速に発生する現象ですので、ゲリラ豪雨を前日から予想することは現在の技術では非常に困難なのです。
そのために天気予報では前日から「明日ゲリラ豪雨が発生します」と放送されないわけです。
それでは完全にゲリラ豪雨を事前に知ることは出来ないのでしょうか?
答えはNOです。
前日から知るということは不可能ですが、数時間前からならゲリラ豪雨を事前に知ることが出来ます。
現在携帯電話のサービスなどで、ゲリラ豪雨が発生する兆候が現れた場合、メールで知らせてくれるものなどがあります。
こういったサービスを上手く活用すればゲリラ豪雨を上手に避けることができます。
ゲリラ豪雨には最新の技術を利用して立ち向かいましょう。
インターネットでゲリラ豪雨を対策!
最近ではインターネットでさまざまなサービスが出てきています。
メール一つで出前の注文や、洋服や本を取り寄せたりすることが出来ます
上手に活用することが出来れば、パソコンとインターネットさえあればなんでも出来てしまう世の中です。
せっかくインターネットが使えるなら、上手く利用したいものです。
特に日常生活で役立てていければ中々便利なものです。
そこで今回はインターネットを使ったゲリラ豪雨対策を見ていきましょう。
東京近郊に御住まいなら、「東京アメッシュ」というサイトをチェックしましょう。
このサイトは東京周辺の天気をリアルタイムで知らせてくれるため、ゲリラ豪雨対策としては非常に便利です。
またパソコンだけではなく携帯電話から見られることも利点の一つと言えるでしょう。
パソコンで全国の情報を確認するなら、「防災情報提供センター リアルタイムレーダー」を利用しましょう。
アメダスからの情報をリアルタイムで知ることが出来るので、大変便利なサイトです。
携帯電話から情報を知りたいならば、「川の防災情報 レーダー雨量」がとても便利です。
こちらもアメダスからの情報をリアルタイムで確認でき、また範囲も日本全国を網羅しています。
出先でいつでも確認出来るようにこちらのサイトを登録しておくことをオススメします。
そして特定の地域で雨が降り始めたときにメールで教えてくれる「雨降り始めーる」も便利なサイトです。
事前に登録していれば、雨が降り始めると自動でメールを送ってくれるので、ゲリラ豪雨対策としてはまさにもってこいのサービスと言えます。
ゲリラ豪雨は正式名称じゃない?
世の中で使われている名称には実は正式名称でないものが数多く存在します。例えば携帯電話の♯。
これは「シャープ」と呼ばれることが一般化していますが、実はあれは「ハッシュ」と読みます。
他にもマニアックな世界に入ると、公式な用語では使われていない、ファン同士にのみ伝わる用語もあります。
「ハンデス」「バニラ」「パーミッション」「リクルーター」
上記の言葉は一体何を指しているのでしょうか。
実はこれ、とある有名カードゲームでファン同士が使用している特殊な用語です。
これだけではまったく意味がわかりませんが、ファン同士でなら普通の言葉として使用されます。
さて、本題に入りましょう。
何度も取り上げているゲリラ豪雨ですが、実はこれも正式な用語としては認められていない言葉です。
そもそも気象学ではゲリラ豪雨の定義がはっきりとなされていません。
それに気象庁が発表する予報用語の中にもゲリラ豪雨は一切使用されていません。
ではなぜゲリラ豪雨という用語がこれほど有名になったのでしょうか?
きっかけは2008年に発生した集中豪雨を報じるニュースでした。
当時発生した集中豪雨はその性質から、かねてから一部でのみ使用されていたゲリラ豪雨という単語が、ニュースなどで頻繁に使われるようになりました。
結果ゲリラ豪雨という単語は幅広く認知され、なんとその年の流行語大賞でトップ10に輝く程でした。
広く認知されたゲリラ豪雨という単語ですが、まだ正式な用語としては認められていないことが事実です。
公の場でゲリラ豪雨という用語を使う際には少し気を使うようにしましょう。
ゲリラ豪雨という言葉に批判的な意見も
よく日本の商品が海外に進出する際、商品の名前が変わることがあります。
例えば国民的人気を誇る有名ゲーム「ポケットモンスター」はアメリカでは「ポケモン」のタイトルで販売されています。
なぜわざわざ略語を商品名にしているかというと、実は「ポケットモンスター」という名称は英語で男性器を指す隠語の一つなのです。
そのため子供に安心して提供出来るように「ポケモン」という略語が正式名称として採用されたのです。
またこれも有名な話ですが、邦楽の名曲「上を向いて歩こう」は、アメリカでは「すきやき」のタイトルで知られています。
このように物の名前はそれぞれの価値観によってさまざまに変化します。
それでは今回の本題と参りましょう。
一般的に使用されるようになったゲリラ豪雨という単語ですが、実はこの単語に否定的な意見があります。
皆さんはなぜゲリラ豪雨という用語が否定されるかご存知でしょうか。
ゲリラという単語にピンときた方、なかなか良い観察眼がありますね。
そう、ゲリラという単語はもともと戦争などで使われる用語でした。
たとえばゲリラ作戦など、要は奇襲戦を表す用語です。 この戦争を表す用語を気象用語として使用することに否定的な方がいるというわけです。 似たような用語でよく「爆弾低気圧」も戦争と関係していると否定されます。 やはり戦争と関係する用語は一部では未だに否定的な意見が多いのです。
もしゲリラ豪雨という用語に抵抗があるようなら、集中豪雨やスコールなど、他の単語に言い換えるようにしましょう。
